カメラを趣味として楽しむ行為としては
幾つかの分野があると思われるが、
「撮る」という楽しみの他にも「メカを楽しむ」というものもあるだろう。
カメラはその出生から機械の最先端として歴史をリードしてきたからである。
機械といえども「生活にとても役立つ」というのがカメラの本質ではない。
役立つのではなく「豊かにする」もの、というのが正解なのだろう。
とてもお金がかかる娯楽であることは間違いがないのだ。
私は当ブログにおいて、これまでに意図的に自己の所有するレンズについて、
その楽しみ方の一端を述べてきた。
というよりレンズの製作技術(ものづくり)に驚いてきたという方が正解なのだろう。
日本のメーカーの誇る精密機械の製造技術は素晴らしいものがあると思っている。
そしてここまで書いてきたことは、
自分なりが使ってみての使用法であり、
もちろん誤りがあるのかもしれないので最初に断っておく。
特に作品展示会の前にはかなりのレンズに関する記事を意図的にアップした。
その使用したボディやレンズを通してどのような作品作りをしてきたか、
お会いしたようなときに話題として提供もしくは情報の交換をしたかったからだ。
この下記のレンズや機材についての記事はその時感じたものであり、
カッコのいい言い方になって笑うかもしれないが、
自分もその後の撮影を通して発展してきているつもりなので、
今読み返すと、「あれ違うな」といところは様々ある。
・
体調が許さないのであまり撮っていないのだが、
作例もまとめる時間がないのだが、
レンズについてこれまでのブログ記事をリンクさせてみた。
<レンズ>
・Nikon AF-S 85mm f/1.4G→3月2日記事
・Nikon AF-S 70-200mm f/2.8E→12月14日記事
・Nikon AF-S Fisheye 8-15mm f/3.5-4.5E→11月13日記事
・
・
レンズに関してここまでの撮影で思うのは
(あくまで個人の感想)
(自分の目指している撮り方があると思うのでもちろんこれが全てではない)
①ポートレートは単焦点が望ましい。ズームなら70-200/2.8一択か。
②写真はピントの精度なので視力が弱い人は無理せずAFで(笑)。ピント精度だけなら精度が高くて合致の早い純正レンズが望ましい。
③いい写真を撮るために馬鹿にできないのが測光とAEの精度。それぞれのレンズにクセがある。
④レンズの特性を掴んで良質なデータを撮っていないとレタッチ現像でも作品化は無理。フォトコンには入るレベルにはならないw
自己の写真の技術のレベルを上げていくというのは簡単なことではない。
いろいろな試行錯誤の上で成立していくものだろうと思う。
だから
いろいろな撮り方をし、
いろいろな機材を使い、
いろいろな場所へ行って、
いろいろな被写体を撮っていくことで、
自己のステージを上げていくものなんだろうと思う。
・・・
ただ写真を作品として完成させていくには
これ以上に大事なものがあるということに
気付いたら
もっと深みにはまってしまったような
そんな気がするのです・・・・
*写真は本文には関係ありません。
AF−S58mmf/1.4G↓
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