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執筆者の写真TenChiJin

TokyoModels2021

更新日:2021年6月29日

いよいよ今日6/29から後半の部ですね。

たくさんの秀作が展示されいると思いますが、

拙作もご高覧いただけるとめっちゃ嬉しいです。


連日のようにたくさんの方に会場においでいただき、 温かい励ましのDM等を頂戴したりしてなんかしてほんとありがとうございます。

じわーんとくるようなことも書いてあったりして、みなさんほんと文章がうまい。笑


遠方に住んでいると、

文化の中心でもある東京から離れているので

疎くなるものですが、

それでもこのような大きな写真展などに参加させていただいて、

交流させていただくことは、ほんとうにありがたい限りです。


感謝申し上げます。

ありがとうございます。



在廊できないうえ、

解説書みたいなのも作ってないので、

こちらで少しだけ解説させていただきたいと思います。


一読したうえで、作品をご覧いただけると幸いです。

大した内容ではありません。すみません。



展示題は

『 SideB 「 追憶 」 』


もちろんSideBなのでSideAがあります。

momo展の時、かるはちゃんの展示でこの形式をとったのですが、

パラレルワールドというわけじゃないんだけど、

2つの話を同時進行させていくのが好きなんですよね、物語として。


実は、このSideAとSideBで来年の「私的写真集選手権」に出そうと思っていたのですが、

ご存知のようにフォトテク休刊の報。

実際に月例のフォトコンよりこっちに力点置いて進めていたので、しばらく放心状態でした。フォトテクが!というより選手権がなくなっちゃう!の方が正直辛かったです。

田中ゆいゆいとの集大成!と思っていただけに、どう区切りをつければいいのか。


そう、このTokyoModelsは自分にとってその前段階の位置付けだったんです。


SideAは佐渡ロケも考えていたくらいだったので、わーん(涙)って感じでした。

今後どう進めていけばいいのか。迷走しています。



SideB「追憶」(本作)は物語としては事後のもの。

別れた女性の側の立場で最愛の彼(恋人)を思いだしながら旅をする物語。


SideAは(未完ですが)、男性側の主観でモデルとのこれまでの楽しい思い出を追っていく、というもの。

「最愛」という題を付けようと思っていました。


要するにモデル田中優衣という女性を通して、男性側と女性側の視点で「死」というものを通して別れざるを得なかった男女のそれぞれの想いを歳月とロケーションの流れで表現しようと思っていました。


なんかケータイ小説みたいになるので、この話は写真集完成まで持ち越しにしたいと思います。


・・


撮影は新潟県の米山海岸です。

砂浜と並列して鉄道が走る、美しいロケーションです。

夕陽は海に沈みます。

撮影はまだ肌寒い3月の終わりで、

鳥肌が立つような強風の中、ゆいゆいが頑張ってくれました。


撮影意図としてはどうやって孤独感を表現するか。

繰り返しますが、孤独感、なんですよね。

できればカメラマンの存在を消し去りたいくらい。


だから展示の3枚目はちょっといただけなかったかなあ。



またライティング補助にKazuさんが付いてくれました。

風に飛ばされそうな、ソフトボックスを頑張って持っていただきました。

感謝。



今回の撮影とかでも思うんですけど、

モデルさんもカメラマンもいいの作ろうって頑張って撮影するって、

逆に言えばあの時頑張ったねー。とか、その時の作品がTokyoModelsに出たんだよねー。とか、あのときワンピースがずり落ちそうになったんだよねー。とか、そういうのが全部全部作品作りの思い出になると思うんですよね。


だから、今回の作品も僕にとっては、それはそれはとっても大切な、大切なものなんです。



写真の魅力ってすごいですよね。



田中優衣さん、モデルになってくれて本当にありがとうございました。



また今日から展示が再開です。

ぜひ。



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