PP展
総括 12/10-11と原宿デザインフェスタギャラリーにてPhotoPartner写真展が行われました。 それはもう楽しみにしていた写真展で何ヶ月も前からわくわくでした。 久しぶりに前日の搬入展示から始まり、残念ながら仕事もあったので最終撤収まではいられませんでしたが、在廊もできて楽しい時間を過ごすことができました。 展示を見に来てくださった方々、 お話をさせていただいた方々、 感想ノートに書いてくださった方々、 一緒に展示をしたカメラマンさん、 展示モデルのゆーかさん、 PhotoPartnerのモデルさん、 PhotoPartnerのスタッフの方々、 津田さん、 ほんとに感謝であります。 写真展もいろいろあるけどアワードみたいなのより、モデル展とかモデルさん総出で行う撮影会写真展は好きなんだなあ、こじんまりとしていて、そしてほのぼのしていて展示が楽しい。 ・ ・ ・
(展示作品とゆーかさん)
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さて、展示について。 今回はゆーかさんを展示させていただきました。 僕は2年前のゆーか展で展示はしたけど在廊はできなかったという、とても悔しい思いをしました。
今回の出展はそのリベンジを目的としたものであります。 ほんとは展示する予定はなかったのだけど、直接お声がけいただき、追加で入らせていただいたようなものなので、これはひたすら感謝するところ。 津田さんありがとうございました。 展示したゆーか写真をゆーかさんと一緒に観る、眺める、というのが第一目標だったのでその目標は果たせたかな、という気持ちではいます。 本当に素晴らしい時間でした。 そのために撮っていたのかな、と錯覚するくらい。
至福。
まあまあこの辺の深い感想は人に伝えることものではないと思うのでこのあたりで。
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作品はわずか2回の撮影(どちらとも雨だった)でつくったもの(掘り起こした?)なので、まあヒカリをつかみ切れていない中途半端な感は否めないのですが、僕はわずかなヒカリでも印象的なモデルの強さがあれば、目指す表現はできていると思っているので、十分だったと思っています。
(そもそも撮影は展示を考えて撮っていなかった)
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在廊したので、いろいろな方とお話をしました。
ゆーかさんについて jk2のころから撮っている。当時の僕は「逸材」と呼んでいたが、いつの間にか「大天使」と言われるようになってなんか遠くへ行ってしまった。当時の被写体としての「不安定さ」のなかにある「美しさ」は群を抜いていた。今は綺麗になったなあ、とその成長を見る別居している父親の気分ですW たくさんの方とたくさんの話をさせていただきました。
ありがとうございました。 目の前に写真があってその前で話をするのってすばらしい。
そして僕の写真観の核心といえる部分の話もしたのですが、文字にあらわすのはもったいないので割愛します。
ぜひお会いしたときにお話ししましょう。
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長文になりました。
最後に、いつものように写真の解説です。
*[展示作品]CAPA 10月号ポートレートセッション優秀作品(1位) title「横臥する。」 model ゆーか(PhotoPartner) date 2022.6 studio Porch Shinagawa Nikon D6 + Nikon AF-S 105mm f/1.4 E SS 1/1000 f/1.4 ISO250 中央重点測光-0.3 (展示作品のしあげ) Edit Adobe Lightroom CC Printer EPSON SC-PX3V Paper PICTRAN KYOKUSHI 雨は憂鬱である。ヒカリも集まらないため写欲も落ちてしまう。 このようなときはその逆を考えていけばよい。 憂鬱で気怠い表情。陰影のはっきりしない暗めなヒカリ。 これを表現しようとすればいいのだ。 ゴロゴロしがちな雨の日の午後をその表情とともに若い女性をモデルとして、 その空気をキリトル。 たまにはそんな写真もあっていいのかな、と感じた一枚となった。
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