こんにちは。
久しぶりのブログ更新となりました。
12月から5つほど展示を控えているのですが、前回のとても楽しかった7月のpetitの写真展のまとめをいまだにしていなくて、これをおいては先には進めないな、と思ったので。
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まずpetitの展示に参加しようと考えたきっかけについて。
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まあズバリ主催が山中夏歩氏の撮影会だったからでしょう(笑)
彼女の最初に主宰していたcamelliaという伝説の撮影会があって、自分がポートレート撮影始めた時にここには何度か行っていました。
なんか僕にとってはポートレート創世の感があって、最初の頃はそれこそ紙のマップとか夏歩さんの手作りのガイドパンフレットみたいなものをもらっていて、新潟の田舎者が東京の行ったこともないところに行けてしかも写真が撮れるというのがすごく印象深かった。
まあまあそのへんの話をしていくと止まらないので、割愛するんだけど、何よりもこの撮影会を通してたくさんの写真の友達と知り合えたのが一番の自分の財産と思っています。
夏歩さんのまわりには優秀でかつ人格にも優れたカメラマンがそれは大勢いるので、そんな人たちがたくさん撮りにいくような撮影会は絶対すごい!安心できる!というのが私の考えです。
(そしてそれはやはりまちがいではなかったことをあとで確認できた。)
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そんなpetitに行きたかったのですが、おりからのコロナ禍のため状況も叶わずタイムラインでpetitのモデルさんが流れるたび、いいなあ撮りたいなあと思っていた次第でした。
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そして第2回写真展が行われるとの報。
これは、新潟に篭っていた私としては上京再び!!のきっかけになるといいな、
と。
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決心はしたのですが、
まだまだコロナ禍のさなかでもあったので、たくさん参加することはできません。
なんとか1回の撮影会参加で!もしくは最悪もう1回で。
くらいの気持ちで、60分の撮影で展示写真をつくる!という緊張感の中で撮影に挑むことになりました。
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すばらしいモデルさんと出会うことができて分不相応な写真を撮ることができました。
この素晴らしいモデルについてはまた次回に書くことに。
そしていつものように作品を解説付きで。
(展示作品の一枚です)
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『刹那』
model 百瀬はる香
date 2022.4.23
location 東京銀座
Nikon Z9 + Nikon AF-S 105mm /1.4E + FTZ SS1/2500, f/1.4, ISO125, 中央重点測光 ーーーーーーーー
軒を連ねてそびえ立つ都心のビル街はあちこちに素晴らしい「ヒカリ」が存在する。
私は写真に関連する太陽光・人工光などの光をまとめて「ヒカリ」と呼んでいる。
「ヒカリ」はいつもカメラマンにとって挑戦状を叩きつけてくる。
オマエにこの光を捉えることができるのか?
モデルのよさをドラマチックに表現できるのか?
そもそもちゃんと写っているのか?(笑)
と。
この日は諸事情のため、枠を取る関係からほぼトップライトというもっとも難しい時間帯のヒカリに挑むことになった。
ビルのリフレインをレフ光として取り込み、少しでも柔らかいヒカリにしようと試みた。
モデルの味のある微笑がスパイスとなって、彼女を初めて見た時の、私の感じたままの彼女を表現することができた。
2年ぶりの東京の「ヒカリ」だった。
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