あえていうことではないのですが、自分しては季節ものの時期には、どちらかというとポートレートより風景の方が熱心に取り組んでいる傾向があり、そしてこの時期地域の作品展が多くてプリントに忙殺される毎日なのです。(地元なので付き合いもある;;)
10月は1つ、11月は3つ、市役所の展示、あと入選した県展の巡回もあるので、今プリントの鬼と化しています。セレクト、現像は終わっているので、あとはプリントなのですが、これが一番時間がかかる。
撮影は楽しいし、現像も想像力を発揮する場面なので苦痛ではないのですが、プリントは本当に作業....
紙選びからマッチングまで、神経を遣う。
プリントは業者さんに!というカメラマンさんも多いと思いますが、自分には変なこだわりがあって、シャッターを切る所からプリントまでの一連の行動が「撮影」だと思っているので、譲れない所なのです。
だいたい全紙ノートリで作ることが多いです。全紙は今持ってるプリンターでは印刷できないのがつらいところ。一枚プリントに20〜30分それ以上かかるのでとてつもなく時間のかかる作業です。(その前に2LとA4でテストする)
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展示会では、たいへんローカルなのですが、地域の写真を楽しんでくれるおじいちゃんやおばあちゃんたちとお話ししながら秋のそのひとときをゆっくり過ごすことができたらな、と今夜もプリント作業です。
こういうのが写真の原点かもしれませんね。
「秋の夕暮れ」
NikonZ6+FTZ+AF-S70−200 f/4G VR SS1/5000, f/9, IOS100, マルチパターン測光
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