NEXT ENCORE.
- TenChiJin
- 2020年3月3日
- 読了時間: 4分
毎年この時期が来ると別れ、というものが多くなる。
私は毎週のようにお気に入りのモデルさんを撮りに出かけるというようなカメラマンではないのだけれど、そのようなカメラマンさんはどんな気持ちでこの時期を迎えるのか。
心中忍びない。
それでも今年は、しばらくの間自分なりに回数をとらせていただいた、自分なりに思い入れのあるモデルさんが何名か卒業することもあって少しセンチな気分になっている。
もともと自分は別れとかそういう類がホントに嫌いで、去年娘の進学に合わせて別居、新しいアパートに引っ越し終えて、家具置いていよいよ妻と二人で明日から頑張れよ、と部屋を出た車の中で妻と二人でおいおいと大人二人で泣いてしまったのが昨日のよう。
子供を旅出たせるというのはそういうもの。
親としてその道は避けて通れないものなのです。
ちょっと自分の話になってしまいましたが、
撮影会においてもそういう気持ちになるカメラマンさんも多いのではないかな。
カメラマンさんの年齢層はほぼモデルさんの父親世代が多いと思うのでどんな気持ちで送るのだろう、と自分でさえ少し感傷的に思ってしまいます。
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Twitterのタイムラインを眺めていたらmomoのゆきのさんがもうすでに、関西に居住を移し、もはや新しい一歩を踏み出し始めている。とのこと。
これ見て去年の自分を思い出してしまいました。
毎年こういう別れ、というものはあると思うけど、そして悲しいものではあると思うけど、また新しい出会いがあるから人生は面白い。 この世界、モデルさんはどんどん入れ替わっていくけど、カメラマンはずっと変わらないで毎年逆に増産されている。と言われています。(笑)
僕もポートレート歴5年目に入ろうとしています。
変わりなくこれからもよろしくお願いします。
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ゆきのさんの展示作品は別のコンテンツにまとめようと思っていたのですが、今回の記事にも上げておこうと思います。 ・
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momos 展示作品 Jan.2020
『他の誰かより少し悲しい恋をしただけ』
model ゆきの Photo 天地人
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(展示キャプションより抜粋)
本作は恋に別れる女子の「失恋」をテーマに扱ったものである。
モデル「ゆきの」は愛嬌のある笑顔が美しく魅力的なのだが、私はその天真爛漫な少女の姿の中にも現実と自己実現を目指す力強い女性の姿をイメージして撮影を進めた。
失恋の表現を写し取ろうとした撮影は哀しく切ない表情を見せてくれてファインダー越しにどきりとすることが多かったように思う。
撮影の中で彼女の表情に戸惑うカメラマン(私)の姿を想像して欲しい。
展示作品は数ある枚数から最後まで迷ってしまった。
このように迷ってしまったのは、かけがえのない彼女との撮影を思い起こし、失恋が主題であるストーリーの進行に躊躇してしまったからなのだ。
このストーリーについてはフォトブックとポートフォリオに綴ってあるので、そちらから読み取っていただきたい。
ストーリーはどこから順番に見ても成立できるように構成した。
読み取り手が自由にストーリーを組み立てて欲しい。
「写真」は本来自由なものなのだ。
彼女は人を幸せにするのが夢という。
人の笑顔を見るのが好きなんだ、という。
それは誤りではない。
私というカメラマンが少なくとも貴方の姿を撮ることができて幸せになれたのだ。
今後の彼女の人生がチャレンジと幸福に満ちたものになることを祈ってやまない。
Jan.2020 天地人
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『YOKOHAMA』
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『冬に聴く音楽』
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『秋葉原という街』
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『鎌倉シャッターガール』
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『恋に破れて』 ・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・
BOOKも作成したのですが、ダイジェスト版をムービーにまとめてあります。
少し長いのですが、最後まで見ていただけると嬉しいです。
『他の誰かより少し悲しい恋をしただけ』2:56
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最後になりましたが、いいのたくさん撮らせてもらったゆきのさん。
これからの人生がほんとにほんとにステキなものになりますように。
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