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執筆者の写真TenChiJin

フォトテクニックデジタル 応募の仕方・方法(フォトコンテスト応募作業)

更新日:2020年11月25日



こんにちは。

天地人です。



以前からよく聞かれるのがフォトコンテストの応募の仕方。

確かに初めてのときに何もわからず、誰にも聞けず、これでよかったのかなどうすればいいのかな。と一人で不安になったことが思い起こされます。

ネットも調べたけどノリづけとか応募用紙の書き方とかけっこう大雑把で、(まあなんとかなるのですが)誰かに聞きたいなー、と思ったり。


以前に応募の仕方について聞かれた時に、要項よく読めばいいんだよー。と不親切な返しをしたこともあったので反省の意味も込めて。

それならこの際と思ってまとめてみました!


応募が初めての人向けの内容です。

実際には人に訊くのが一番なんですが。


参考にしていただけたらと思いますし、少しでも秀逸な作品が世に出るきっかけの一助になればと思っています。



入賞のための作品の仕上げや選定とかその辺についても書きたい思いはあるのですが、コアな部分になると思うのでそこら辺には触れないように。機会があれば別に書きたいとは思っていますが、書かないとは思います(笑)。



今回は玄光社「フォトテクニックデジタル」のプリント部門について記事を書きました。

おそらくビギナー部門も同じだと思います。


私のいつのも作業の一例として、他にも合理的で整然とした方法もあると思いますのであくまで参考にしていただけると幸いです。

また内容について、保証や責任をもつものではないことも加えさせていただきます。


お問い合わせあればDMでもメールでも。



=最初に=

準備するもの

・ペン(応募票用ボールペン、封筒用ペン、赤ペン)

・厚紙(写真保護)

・写真袋(市販のもの)

・コピー用紙(印刷面保護)

・のり(テープ)

・マスキングテープ




⓪要項を読む

 まじで要項はよく読んでください。隅々まで。あれここは?というところもあると思いますけど、すべてがここに書いてあります。

 フォトテクニック誌の〆切は毎月5日前後(着)になります。よく確認しましょう。私はだいたい発売日の20日の直後あたりに選んだ写真をプリントし始めます。(理由があるのですが割愛)

月末の土曜か日曜に郵便局へ行けるように逆算の日程で応募作品の準備をしていきます。(土日休業の郵便局にご注意ください)

ちなみに入賞掲載の場合、フォトテクニック誌の場合は次の次の号になります。

例えば1/5締め切りの応募の場合、掲載は1/20発刊号ではなくて、2/20の3月号となります。忘れた頃の掲載なので、応募作品の写真を記録しておくといいともいます。



①応募票の記入

 活字のタイプをデジタル入力できると便利なのになあといつも思いながら、「手書き」で記入します。

 3枚も書くとマジで指が痛くなります。いかに日頃、字を書かずに、タイプで作業しているか思い知らされる場面です。

 いっぱい応募する人は書き疲れないペンを準備するといいです。ほんと苦痛ですので。

 用紙(応募票)は本誌にもありますが、webからダウンロードできるのでそちらをプリントして使います。

 字の上手い下手ではなくできるだけ丁寧に、楷書で、記入する方がいいと思います。

記入もれがないよう留意しましょう。

記入欄については以下のように。


「氏名」は本名(実名)で記入しますが掲載時にペンネームを使用するときはペンネーム記載の欄に記入します。


「年齢」「職業」「男女」は自由記載だと思います。私は空欄で出しています。


「住所」「電話番号」「メールアドレス」は必須ですので丁寧に。郵送時に困らないように丁寧に。


「カメラ」「レンズ」はメーカーのパンフ等を見ながら確実に。

撮影データの記入はExifデータを見るといいと思います。


「撮影地」は詳しく書く必要はないです。東京都内なら東京、で十分です。スタジオ名なんかも必要ありません。


「モデル・被写体」の欄ですが、ある意味ここが一番大事。たまに見かけるんです。モデルさんの名前がちがうのを。ある意味一番悲しいですよね。カメラ名やレンズ名なんか間違えても何でもいいけど、モデルさんは。。

敬称いりません。「はせちゃん」なら「はせちゃん」です。「はせちゃんさん」と書いてはダメです(笑)。ほんと丁寧に書きましょう。


レタッチ「ソフト名」はAdobeを使う方が多いと思うのですが、LightRoomのPC版Classicなら長くなりますが「AdobePhotoshopLightroomClassic」と記入するようです。

「レタッチ処理」は実際にはけっこういろいろ触っていると思うのですが、トリミングは大きなレタッチなのでぜひ記入した方がいいと思います。画質の低下はプロならすぐ分かります。色温度とか露出など変えた場合にはそれらをたくさん書くと大変だし特別そこを見られることもないので私の場合は「色調整他」と記入しています。参考までに。


プリントについてはその事実に基づいて記入すればいいと思います。


以下に例を示しましたが、参考になりますかね。

これだけ言っておきながら乱筆すみません(笑)




②応募作品の準備

 「応募写真」は自家プリント、DPEプリント(写真店・業者)に問わず写真を準備します。フォトテテクはL版もokみたいですが基本A4の大きさで準備した方がいいと思います。

 写真の裏面に①で用意した応募票を貼り付けます。が、のり等ではなく4隅をマスキングテープで貼り付けるようにします。(厳密なフォトコンテストではメンディングテープが望ましい。) 理由はのりで写真面が波打たないようにするため。まあ、あまりそんなになることはないんですけど、ほとんどのフォトコン(写真雑誌以外も)はこのやり方のようです。

 もちろん天と地を間違えないように確認しましょう。

寝転がっている作品は間違えやすいです。

 貼り付けたら、印画面の保護にコピー用紙を重ね、写真プリント袋に入れます。私は雨等で中に水が入らないようテープ付きOPP袋に入れるようにしています。

 ひと作品毎に1つずつ封をします。1つの写真袋に何枚も作品を入れるなどの横着はしないように。(笑)


 ここまで封をする前にもう一度記載事項を確認するとよいでしょう。


(添付下写真を参考にしてください)



③袋詰め

 封筒を用意します。

 宛名(裏面自分の住所も忘れずに)を書き、「写真在中二折禁」を朱書き。

 作品をいよいよ封入するのですが、

フォトテクは最大9枚!も応募できるのですが、多い少ないに限らず厚紙等で作品を保護します。特に角が折れると作品としては台無しなので、きちんと保護するようにしましょう。

私の場合は玄光社から送られてくる献本の厚封筒がたまるのでそれを切り裂いて保護紙にしています。ちょうどいい大きさなので重宝しています。

 それをのりテープや両面テープ等で封詰めします。

(下記写真参考)

注) もともとが厚紙のビジネス封筒もあるので、こちらを使うと楽かもしれません。自分的にはやはり、角が心配で結局もう一度厚紙入れると思うので使っていません。


④重量を確認して郵送します。普通便。ただし必ず郵便局の窓口で送付しましょう。ポストに入れたりすると痛む可能性が大きいし、料金も計ってもらった方が無難。私の方法では「定形外郵便物・規格内」で処理されます。私はだいたいいつも4~5枚くらい送るのですが390円です。



発送が無事完了しました。

あとは2月後の発行時に優秀作品に選出されれば掲載されることになります。

けっこう忘れた頃に発表されるので、何を応募したかを写真でも撮っておくといいですね。

待っているのもけっこう楽しいものですよ。



玄光社フォトテクニックデジタル8月号

ポートレートの部 (次点)掲載作品

『惜夏』 model かるは


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