ポートレートをはじめて
- TenChiJin
- 2019年8月26日
- 読了時間: 3分
少しだけ古い話を。
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ポートレートを始めたのは夏でした。
もちろん初心者にありがちな大撮。
当時、自分の叔父が入院していたこともあって頻繁に上京する機会があり、合間に某アイドルの劇場公演を見に行ったり、同級生が俳優やっていて舞台を見に行ったり、はたまたカメラを当時からやっていたのでカメラ片手にストリートスナップしたり、なんていう普通()のお上りさんやっていました。
ある日ちょうど御茶ノ水あたり通りかかったときに目にしたのが何人かのカメラマンさんでモデルさんを撮っているのを見かけたのです。
おお!こんな世界もあるのか!と。
そしてネットで調べてみたら「モデル撮影会」というのがあるらしく、なるほど参加してみようかな、と思って自分にはあまりあるとは思われない積極的行動力を発揮して参加したのです。
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そこで出会ってしまったのが「まゆろん」さん。当時は川崎まゆ?だったかな。
世の中にこんな天使みたいな人が一般人にもいるんだな、と夢中でシャッター切ってました。ほとんど連写(笑)。もう笑顔といい美しさといい可愛らしさといい、控えめにいっても天使すぎました。影響されやすい私はいっぺんでファンになってしまいました。
そして夏の定番「白ワンピ+麦わら帽」というのもこの撮影のイメージが大きいです。
(ちなみにこの日は現在momo撮影会出演中のふみさんも出演していました。そのほかにもすごいモデルさんがいっぱい参加していてこの日はすごかったんだなと改めて思う)
あとで調べてみたら、彼女はなんと1対1の撮影会にも出演するとのこと。
これは逃す手はない。
その撮影会の名前は「Camellia撮影会」。
当然ながらすごい人気で、彼女を撮れたのは2回だけ。
(某ぐらさんと某うらさんのせいで予約がとれなかったとの情報あり笑)
(某うらさんとはみゆちゃんの写真展でお話しすることができ、いちどご挨拶をしたいと思っていたのですごく光栄でした。思った通りの優しい方ですごく光栄な出会いを持つことができました。)
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自分のポートレート歴の原点はここにあるので、今から思うと彼女をどうやったら他のカメラマンさんみたいに綺麗に撮れるようになるんだろう?と自己流ながら勉強していった所からスタートしているような気がします。
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なんか懐古的な文になりましたが、温故知新、古きを訪ね新しきを知る、もう一度自分の撮影を振り返らなければならないなと思っています。
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ポートレート歴5年めに入ろうとしています。
これからもいい写真、いい出会いをしていきたいななどと思いながら.......

「夏の出会いは突然に」
model まゆろん
date 2015.8.9
location 大宮公園
Nikon D810+AF-S70−200mm f/4G
SS1/250, f/4.5,IOS100,中央重点測光
=解説=
大撮では囲み撮影が主なのでモデルの目線を待つことになる。
その間に設定を確認したり、日のいい所に移動したりする。
この日はとても暑く喉が渇きやすい日だった。いやその渇きは撮影に慣れない緊張感なのかもしれない。
モデルの美しく優しい目線が届く。暑さを忘れる一瞬である。
天使のような彼女の微笑みを撮ることができた。
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