フォトテクニックデジタル7月号のオンラインポートレート部門で優秀作品に選ばれました。
3月号以来のオンライン部門での入賞でした。
形はどういうものであれ、掲載されると嬉しいものです。
月末あたりにノミネートメールが来るのですが、確定ではないので献本もしくは発売日まで掲載されるかわからないのがドキドキものです。
オンライン部門は手軽に応募でき、かつプリントという厄介な部分が割愛されるので、身近なフォトコンではありますが、最近ではプリント部門以外にもCAPAにも力を入れつつあるので、ここのところ余っている、というと語弊がありますが、プリントしてなくて改めてセレクトし直したもの、を投稿してきたので今回は、おぉ、そう言えば応募していた!感の掲載となってしまいました。
もっといいのを確実に撮れるように精進せねば。
そして何よりモデル力本願の撮影もそろそろなんとかしたい.....
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さて、モデルのアンナさんなのですが、この日がなんとmomo撮影会初出演、かつ私がその初枠を撮らせていただく光栄というか申し訳なさ。
ほんとは前日が初出演だったらしいのですが、体調が優れなくておやすみで私にお鉢が回ってきたらしく、自分でもびっくりでした。
撮影頻度の低い私なんかよりいっぱい撮ってもらえる方がよかったのにな、と。
アンナさんはなんか小悪魔っぽいというか、きりっとした可愛らしさのある超美形なモデルさん。僕の写真も事前に見ていたらしくて、「てんちさん、アンニュイな感じがお好きですよね〜🎵」とあれぼくそうだったかな?かるはさんの写真かな?と思いつつも、カメラマンの好みに合わせてくれようとがんばってくれる感じにすごく好感がもてました。
楽しく撮影させていただきました。
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作品について。
現像してみて、綺麗に撮れたかな、とは思ったのですが、講評にあったようにやはり絆創膏が気になっちゃいました。応募作品にはならないな、と思っていたのですが、某SNSで巨匠スパゲティーニフロイラインさんがべた褒めしてくれていたので、とりあえず出してみようかな、3枚出せるし。と軽い気持ちで応募。題も少し意図があったように感じさせたいと「深緑の棘(とげ)」としましたが、河野先生にはぜんぜん通用しなかったようです(笑)。
こういうの消すのにフォトショップを勉強したいものです。
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ライテイングについて。
講評で河野先生や北條先生がライティングについて述べておられます。
本来は今回のような場合はレフを使いたいところなんですが、なにぶん準備していないのでストロボを使いました。
河野先生がおっしゃるように太陽光とのミックス光なんですが、撮影の意図としては撮影時に日差しが強かったので明暗が強くなるのが予想できたので、影の部分の明るさを持ち上げるのにストロボを使いたいなと考えました。太陽にクロスさせず、木の日陰になる部分を自然に起こす感じで。それでいて被写体を浮かびあげるようにしたいので、光が拡散されないようにハニカムグリッドを使って光を当てました。ROUGEというやつを愛用しているのですが、これがいかにもストロボ光です!じゃない自然なライティングになるので(ストロボ使ってるかわからないくらい)愛用のアイテムなんです。
そんなイメージでライティングをしました。
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今回も解説ぽくなってすみません。。
「深緑の棘」
model アンナ
date 2019.4.28
studio パスティス上原
NikonD5 + AF-S105mm f/1.4 E
SS1/6400, f/1.4, ISO250, マルチパターン測光
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