top of page
  • 執筆者の写真TenChiJin

田中優衣



昨日雪撮を記事にしたので、やはり彼女のことを書かなければなりません。

フォトテクニック5月号のポートレート部門に掲載された優衣さんとの『再会』の一枚。

(2月に撮ったのですが締め切りと選考の時間があって5月号に掲載になった。)


1月にハートフル撮影会に行ったところ、運営の五十嵐さんが今年は雪撮遠征を考えているんだけど...という話をお聞きし、ちょうど自分がその前の前の週に撮影に行くのでロケハン写真送りましょうか?という話になってけっこう協力というか参考写真を送っていたのですが、いやいやそれなら自分もわざわざ新潟まで来てくれるんだから敬意を表して参加しなくては、五十嵐さんオススメの優衣さんもいるし...という流れで撮影会に参加したのがプロローグ。


そして当日は、この日はさすが雪国!らしい大降りの日で、こりゃすごい日に当たったな、というのが正直なところ。


優衣さんとは枠内の撮影だったので90分で、ゲレンデまわりを中心に攻めました。


先々週の撮影で作品作りはできていたので、まあ優衣さんの雪写真を記念的に撮る感じかなあ、と思っていたのですが、優衣さんが思いのほか寒さに弱く、ゲレンデの風が吹くところで「目がだめです〜」になってしまったので、場所変えましょう、と移動しようとしたところ、優衣さんの目に涙がたまってるのを見つけてしまって、鬼のような撮影をしてしまったんですね(笑)


そして、撮ったのを現像してみたところピンこそ来てませんでしたが、(寒さで手が震えていた?彼女の涙に動揺していた?)すごくよかったんですね。自分自身も感動するというか、心が泡立つ感じ。


フォトコンは、自分自身興味がないといったら全くの嘘になりますが、雑誌や本等買ったことがないくらい、あまり頭の中にないものだったんです。けれど、こんな写真が撮れてしまったら、普通にSNSにあげるだけではもったいない、フォトコンに出してみよう!と思ったのです。

同時にフォトテクに出すんならついでにとCAPAの方に出した別の雪写真も掲載されてしまいましたが。(光栄なことに名匠スパゲティーフロイラインさんの隣に掲載されてしまった)


それ以降2ヶ月あけてずっとフォトテクには出しています。いっぱい撮れてたらCAPAに出す感じで。

風景の方限っては、なんと入賞を2回も!ちなみにあと1回ポイントがつくと歴代の表に自分の名前が出てしまいます。これについてはまたあとで書こうと思っています。





この掲載は自分にとって大きな分岐点になったと思っています。

遠方なので関東の写真展にそうそう参加できるわけではないので、自分の作品がSNS以外で発信できるっていうことはやはり大きい。


田中優衣さんはもちろんカワイイ女性ではあると思うんですが、カワイイ女性を可愛く撮るのは当たり前だと思うんです。彼女に限っていえば、ドキッとする仕草や刺さる表情って、「さあ撮りますよ〜」では引き出されないんだと思っています。この撮影で気づかされました。ほんと勉強になったんです。




この撮影は貴重な経験となりました。これからも僕にとって恩人みたいな彼女がモデルである限り、撮りにいきます。半年ぶり〜♪なんてことになるかもですが、待っていてくれると嬉しい。


優衣さんには次は優秀賞だよ!とは言ってありますが....(笑)



今月号のCAPAで3回目の田中優衣さんを掲載することができました。


タイトルは『再会』....

◎玄光社フォトテクニックデジタル2018.5月号ポートレート部門(次点)

title 『再会』

model 田中優衣

location 越後湯沢一本杉スキー場

date 2018.2.18

NikonD5 + AF-S58mm f/1.4G

SS1/640, f/2.2, ISO100, マルチパターン測光

閲覧数:207回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page