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夏の夢

  • 執筆者の写真: TenChiJin
    TenChiJin
  • 2019年10月24日
  • 読了時間: 3分

まるで夢の中にいるようだった。

そのくらいこの夜の彼女は美しかった。



今月号のCAPA11月号で田中優衣さん(以下ゆいゆい)で1位となるマッケンラブフォト賞をいただきました。

感謝感激に堪えないところなのですが、この写真はほぼゆいゆいの設定のもとで撮った写真なのでそのままゆいゆいに贈られるべきでしょう。



今年の夏はとても暑く、撮影は休みやすみゆっくりのんびりしたものでした。

いつもガツガツしている自分にとっては珍しい撮影パターンで、ゆいゆいにも、この人撮る気あるの?ぐらい思われても仕方がないような一日でした。


この場所はゆいゆいがロケハン設定してくれた場所で、その後意見を聞いてくれて浴衣撮に変更してくれた場所。(白猫さんも一枚かんでくれました)

私も全然知らない場所なので、(日本橋くらいは知っている)すべてロケは主催たるゆいゆいまかせ。


そしてなぜか枠が珍しくあいていて昼から3枠もとらせていただきました。

なかなかゆいゆい枠を取れない自分は、今回くらいいいよね?くらいの気持ちで枠を確保させていただきました。



ゆいゆいのフォトコン掲載は4回目。全てバストアップもしくはほぼヨリの作品です。(Works参照)

僕がゆいゆいに被写体として望んでいるのは彼女の生(せい)を感じる表情。

彼女を撮ったことがある方はわかると思うのですが、美しさや愛くるしさを感じるのはふと見せる素な表情。

前にも書いたことがあるのですが、「はい、撮りますよー、チーズ」のような写真ではカワイイのは撮れるかもしれませんが、僕はそんな写真は可愛いモデルさんなら誰でも撮れると思っています。(辛辣な書き方で申し訳ない、それくらいゆいゆいは特別な被写体)

被写体ゆいゆいの最も綺麗な場面(表情)を撮りたい!といつもそう思っています。



ゆいゆいの浴衣は実は初撮以来。思い入れがあります。



僕は地方(新潟)住みで、月1回程度上京してモデル撮影を行っています。

ポートレート撮影を行って2年目くらいにゆいゆいを初めて撮ったのですが、ちょうどこの頃は月に1回上京して交通費宿泊費撮影費など多額のお金もかかるし、土日に家を空ける負担も大きく、あんまり頑張らなくていいかな、モデル撮影から縮小フェードアウトしていこうかな、くらいに考えていた時期でした。

(おそらくこのようなことはカメラマンなら誰でも一度は感じたことがあるはず笑)


そのような時期にゆいゆいと出会い、あの雪撮写真が掲載されて以降、数えてみたらこの1年半の間に、ポートレートでは今月号で数えて21作品も掲載されることになりました。そればかりじゃなくて、それ以上にたくさんのポートレートを愛する、写真を愛する皆さんに出会い、これほどまでに毎回楽しく撮影という趣味を満喫している。

すべてゆいゆいのおかげというか恩人というか、僕にとっての「撮影会の女神」だと思っているんです。



今回最優秀賞をいただきましたが、申し訳ないことに自分では今までに撮ったゆいゆいの中の一番の作品だとは思っていません。

あの雪撮の写真を超えられないんです。超えていないんです。


だからこれからもゆいゆいを撮りに行かなければならない。


あの写真を超えるまで。




(ゆいゆいは時々ネガティブツイートをするのでいつもヒヤヒヤしている。こんなカメラマンもいるので、ゆっくりでいいから長く頑張って欲しい...そして撮りに行ったときには、やあ久しぶり!てんちさん待ってたよ、と声をかけてほしい。)




学研CAPA2019.11月号ポートレートセッション

マッケンラブフォト賞(1位)


『夏の夢』

model 田中優衣

date 2019.8.3

location 東京日本橋

NikonD5+AF-S35mm f/1.4G


SS1/400, f/1.4, ISO800, マルチパターン測光


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