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雪の華

  • 執筆者の写真: TenChiJin
    TenChiJin
  • 2020年2月27日
  • 読了時間: 3分

「雪の華」というタイトルを付けたのは、某有名な曲があるからでもあるけれど、


この日の彼女は雪の舞う中に、一輪の美しい華を咲かせていた。


 だから、僕は力むことなくこの題をつけた。



🎥この日の撮影の様子↓1:39音源あり


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学研CAPA3月号でマッケンラブフォト賞(1位)をいただいてしまいました。

2年前の写真でもあるし、

未だにあの「再会」を超える写真が撮れていないので、

この写真でまさか掲載、

しかも1位なんて考えもしていなかったので、

もちろん応募していたのも忘れているくらいだったので、驚きすぎて、もう.……。



CAPAでの田中優衣さんの最優秀は「夏の夢」に続き、2作目になりました。

→ 記事「夏の夢」



話は変わるようですが、

先週末は上京してきました。


3つ目的があって、

①ゆーか展に向けてゆーかさんを撮ること

②ゆきのさんに会って写真を渡すこと(残念ながら出演なし)

そして

③ゆいゆいに会うこと!


入院ツイートしたときに彼女からはまっさきにお見舞いをいただいた。

自分のような人間に申し訳ないなあと思う反面、


このお見舞いをいただいた時の自分は、


日常生活に戻れないのでは、

仕事復帰もできないのでは、

写真すらもう二度と撮れないのでは、

ましてや上京なんてすることができないのでは。


などと、ものすごく気弱になっていた頃だったので、

さまざまな方からもたくさんお見舞いのメールとかいただけて嬉しかったし、助けられた。

皆様にはこの場でお礼を言うのもおこがましく、実際にお会いしてご挨拶したいくらいです。 その中でもゆいゆいはほんとまっさきに。。


先週の土曜に彼女にお会いしました。

僕も歳のせいか最近涙脆くなっている所があるので、

ゆいゆいを見たら泣いちゃわないかなあ、嫌だなあ。と思っていたら、

僕なんかより先にゆいゆいが泣いてしまったので、結局泣かずじまいに終わった。

こういうのもゆいゆいが、みんなからだれからも好かれていて、撮影会なんかを運営できているところじゃないかなあ、なんて思う。

ホント優しい子だね。


線が細くて心配なところもあるけど中身はしっかりしていて譲らないところもある。

これだけ出演していてたくさんの山千海千のカメラマンを相手にしているんだろうから、

けっこうしたたかなところもあるんだろうね。


あまり人物評すると叱られそうなのでこのへんで。

とにかく彼女はまわりを優しい雰囲気にしてくれる子。


優衣は優しさを纏う子、という意味なのだろうか。



僕も、もう今後はそうそうおいそれと上京撮影できるような環境ではなくなったので、

それでも一年に一回でも、

いや今後何年かに一回でも、

これからもゆいゆいを「長く」撮らせてね、

とは伝えておきました。


いいの撮る、というのが目的ではぜんぜんなくて、長く細くでいいので、彼女との写真撮影を楽しみたい。

それが僕の真意。

ゆいゆいをどっかの飾られた写真とか画面ではなくて、

自分の愛機の「ファインダー越しに」彼女の姿を眺めたい。



それが僕の望みなのかもしれない。



『雪の華』

model 田中優衣

date 2018.2

location 越後湯沢

Nikon D5 + AF-S 58mm f/1.4G

 
 
 

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